介護の仕事は力仕事です。特に身体介護は利用者の体を支えたり、持ち上げたりする作業があるため大きな負担がかかります。また、シフトが不規則でしっかり休憩が取れないことや人間関係の問題などもあり、精神的な負担も少なくありません。気力の低下は体力の低下にもつながります。心身がタフでなければ介護の仕事は続けられないでしょう。体力を維持・向上するコツや負担の少ない職場への転職方法について説明します。
入浴介助や排泄介助、移乗介助など利用者の体を支える業務は足や腰に大きな負担がかかります。また、シフトが不規則な上、人手不足の施設では残業もあるため、疲労を回復する時間がほとんど取れません。その状態で仕事を続けても体力が消耗してしまうだけです。さらに負担が増し、腰痛や肩こりを引き起こすケースもあります。腰痛や肩こりが慢性化すると日常生活にも支障をきたしてしまうので、介護士は体力的にも精神的にもタフであることが求められています。
体力に不安を感じているなら、普段から体力作りに励みましょう。とはいえ、いきなりハードな運動をしても体を痛めてしまうだけです。筋トレやストレッチなどの軽い運動から始めましょう。どちらも場所を問わず、器具も使わないので自宅で手軽にできます。すぐにできる筋トレやストレッチを紹介しているのでぜひ参考にしてください。筋トレやストレッチは短時間でもいいので毎日続けることが大切です。また、負担を軽減するためにボディメカニクスを取り入れるのも有効です。
体力の消耗を防ぐなら負担を軽減する方法を考えるべきです。技術が身についていないと力業になってしまうので負担が増すだけです。間違ったやり方で介助していないか今一度確認してみましょう。また、精神的な負担は体力面にも悪影響を与えるため、職場環境も重要です。今の職場で働きにくさを感じているなら違う職場に転職することをおすすめします。介護士専門の転職エージェントを利用すれば自分に合う職場を効率よく見つけられるでしょう。おすすめの転職エージェントも一緒に紹介します。